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加齢臭と病気

加齢臭だと思われていても、実は病気が隠されている場合もあります。
体臭がする点では、加齢臭とワキガ、多汗症は似ており、素人では判断が付かないケースがあるので臭いの原因は何であるのか、加齢臭かどうかを判断をする以前に臭いの原因は病院で診断を受けて、知っておいた方が良いでしょう。日本人は体臭が少ない人種ですから、臭いを感じると、まず、診断を受ける姿勢が大事だと思います。

汗をかくのも様々な条件があって、単に体を動かしたり、気温が高い場合は特に問題はありません。
しかし、ストレスや甲状腺異常、ホルモンバランス乱調では何らかの体の異常があることもあり、注意が必要です。

加齢臭が足から出る時には、水虫を疑った方が良いことも。
足は汗をかきやすく、臭いも強くなりがちですが、水虫に罹っているのに気が付かない方もいます。
知らずに人に感染させてしまうのを避けるために、臭いが余りにもキツイ場合には皮膚科を受診しておくと安心です。

また、加齢臭が強い方は生活習慣病に気を付けましょう。
加齢臭を促進させる要因に、高脂肪・高たんぱく質の食事、運動不足、不規則な生活習慣があります。これらは高血圧・動脈硬化などを発症させてしまいます。

また、次のような臭いがした場合は、病気を疑ってみたほうがよさそうです。
<体臭が魚臭い>
これは本来無臭化されて排泄されるところ、その酵素が欠損しているために、魚の腐ったような臭いがするという代謝異常の病気のひとつです。
<尿が甘酸っぱい>
糖尿病の疑いがあります。一定以上の高血糖の場合、尿の中にもブドウ糖が漏れ、尿が甘くなる(尿糖)ことが原因とされています。
<汗にアンモニア臭>
腎臓の機能が低下、極端なダイエットで汗にアンモニア臭が混じることがあります。

加齢臭だけでなく、食事面を始めとした対策をしなければ生活習慣病へ移行する可能性は高いと言え、隠れた病気が無いか体調管理にも気を配ります。
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体臭と食生活

日本人は欧米人に比べ体臭が少なく、悩んでいる人も多くはなかったのですが、近年の食生活の変化によって少しずつ変わってきています。
これは体臭の原因のひとつ、皮脂腺の分泌物が分解されてできた臭いをされています。それというのも、皮脂腺は食事の影響を受けやすく、一定の食物を食べ続けていると、それなりの臭いを発散し、体臭の一部になってしまうわけです。

体臭の原因のひとつが、皮脂腺の分泌物が分解されてできた臭いとされています。そうすると、体臭と食事は密接な関係にあり、欧米人のように肉類中心の食事をとっていると、皮脂の量が増え、酸化することで臭いがきつくなってしまうのです。皮脂腺は食事の影響を受けやすく、一定の食物を食べ続けていると、それなりの臭いを発散し、体臭の一部になってしまうわけです。

日本人は元々和食中心の食生活を送っていたため、体質以外での体臭を気にする事は少なかったのですが、日本人でも乳製品や肉などを主体とした欧米風の食生活になじんでくるにつれ、徐々にバタ臭い体臭を持つようになる変化が訪れました。  

欧米化の食事が体臭に影響すると言われていますが、動物性タンパク質を控え、ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールなどを積極的にとるようにすれば、体臭の予防となります。
食事のコントロールは体臭の予防だけではなく、メタボリックや様々な病気の予防にも繋がりますので、当然、積極的に取り組むようにした方が良いでしょう。
日本人が昔から食べていた和食中心の食生活に戻すことで、体臭予防にも健康にも良いとされていますので、体臭が気になる人は肉中心の食生活を見直すことが一番であるということになります。

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加齢臭の原因

加齢臭はノネナールという脂肪酸が原因だと分かっています。
パルミトオレイン酸は、皮膚の常在菌によって分解されやすく、分解されると、加齢臭の原因物質とされるノネナールに変化します。
若い頃は体内に老廃物も少なく、体臭も余りしないものですが、加齢、つまり老化が始まると40代前後からノネナールが増え、加齢臭が出るようになります。
日本人は魚と野菜が中心の和食の食事によって元々は体の臭いが少ない民族でしたが、食事が西洋化して高タンパク高脂肪のもの、特に肉や乳製品等の動物性脂肪過多の食事を多く食べるようになり、徐々に体臭が出やすい体質へと変化しているようです。

また、ノネナールが増える原因にはストレス、タバコ、アルコールからの影響もあります。
体にダメージを与える活性酸素があるとノネナールが増えることが判明しており、健康な生活習慣とストレス解消に加え、坑酸化作用のある食品を食べたりすることで嫌な加齢臭を少しずつ改善したいものです。
加齢臭の臭いはろうそくやブルーチーズに例えられ、体臭とはまったく別の物です。
体臭にもいろいろあり、よくいう『男クサさ』は腋臭のニオイ成分であるアンドロステノンが関係しているといわれています。ただ、体臭と加齢臭が混ざると他人を不快にさせる強烈な臭いになる場合もあり、「オヤジ臭い」と陰口を叩かれかねません。
加齢臭は衣類に付着するので、同じスーツを毎日着ればニオイも強くなります。
そうならないように加齢臭を防ぎながら体質改善に努め、普段から身だしなみにも気にかけたいものです。
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